加藤浩次 「僕は成人式はなくていい派。家で家族で祝えばいい」成人式参加年齢、18歳or20歳の議論で

[ 2023年1月6日 12:12 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(53)が6日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。3日後の9日が、成人年齢が18歳に引き下げられてから初めての成人の日になることについてコメントした。

 番組では、多くの自治体が、成人式の参加年齢を20歳とする中、一部では18歳で行うことなどを伝えた。加藤は「ゆくゆくは(成人式も18歳に)変わるべきかなと、僕もそっち側なんです、実は。18歳で成人だったら18歳でやるべき」と言い、「いろんな議論があるじゃない。8月に卒業して9月に入学式とか、欧米と同じスタイルにした方が留学しやすいよとか。そういうのもあるから、そこも全部抜本的に見直さないと、成人式の論理だけじゃないような気がするんだけどなあ」と自身の考えを話した。

 そのうえで「じゃあそもそも成人式っていりますか?」と問題提起し「これ、なんで成人式をやるんですかね。僕は成人式はなくていい派なんですけど」と主張。コメンテーターの橋本五郎氏が「昔は元服があったでしょ。大人になるということですよ」には、「それは地域でその(元服)式をやってたんですか?やってないでしょ?地域がお金を出して成人式を、地方に行ってる子供たちを集めるという考え方でしょ。戻ってきて地元を忘れないでくださいねっていう考え方でしょ、もともと。地元が(成人式の)お金を出しているわけだから。それ考えたら18歳で成人式やったら、地元にいるわけだから、戻ってきてくださいの意味があるんだろうかっていう」と持論を説明した。

 橋本氏が「それは戻ってきてくださいってことではなくて、それぞれが自覚を持ってやってくださいということでしょう。それをたまたま地元、地域でやった方が集まりやすいということもある」と言うと、加藤は「地域みんなで集まった方がいいのかなぁ。家で家族と一緒に“成人おめでとう”ってやって“自覚を持ちましょう”って言えばいいんじゃないですか」と指摘。そして「ここでも意見が割れるってことは、難しいんだろうね。でも自治体に委ねられてるってことは、それぞれの自治体がいろいろこれから案を出しながらやっていくんだけど、今のところは18歳で成人でも20歳で成人式をやるところが多いということですね」と議論をまとめていた。

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2023年1月6日のニュース