川口春奈 手話と向き合う目黒蓮に刺激「真摯に取り組んでいる姿を一番近くで見ていた」

[ 2022年12月22日 17:06 ]

川口春奈
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 女優・川口春奈(27)が、22日放送のフジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)のインタビューに答え、この日で最終話を迎える同局系連続ドラマ「silent」(後10・00、15分拡大)で披露している手話にまつわるエピソードを語った。

 川口演じる主人公の紬が、かつての恋人で「Snow Man」目黒蓮演じる元恋人の想と8年ぶりに再会。想が「若年発症型両側性感音難聴」を患い、聴力をほとんど失っているという現実を知り、ともに乗り越えようとする。温かさと切なさが織りなす展開に、多くの視聴者が共感している。

 川口はかつて手話を習っていたことがあったという。「ちょっとだけ家族で習っていた時期があって。だいぶ前なので、(経験が)ゼロくらいで今回スタートした」と明かし、「奥が深いなと思ったり、難しいなと思ったり、手話に対しても興味と魅力を今回あらためて知ることができました」と、手話の奥深さを口にした。

 そのうち、撮影とは関係ない伝え方にも興味を持ち始めたという。「指文字っていって“あ”から“ん”まであるんですけど、それを披露するシーンはないけど覚えようとしていたり。これはどうやってやるんだろうなと思って、お芝居に関係ないことを手話の先生に聞いて、そうなんだと思って。どんどん知りたくなっていって、練習というか、教えていただきました」と明かした。

 次第に聴力が失われていく難役に挑んだ目黒の姿も、刺激になったという。「撮影が始まるずいぶん前から、手話練習をやられていたと聞いていましたし、役柄的にも私が演じる紬よりも圧倒的に、手話での表現が多かったり、声を出さずに感情を豊かに伝える、とっても難しい役どころだったと思う」と称賛。「常に分からないことがあったら聞いたりとか、そうやって真摯に取り組んでいる姿を一番近くで見ていたので、すごくそれが刺激になったし、負けていられないなと思いました」とも話した。

 放送されるごとに関連ワードがネットのトレンドワード入りするなど、大きな反響があり、川口の元にも届いているという。「とんでもない反響で、聞こえる方もそうでない方も、お会いしたことない方も、家族や友人からも、いろんな世代から、性別も問わず、いろんな方にメッセージが届いているなと、すごく撮影中からも感じていました」と感謝していた。

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2022年12月22日のニュース