宝塚雪組公演「蒼穹の昴」トップ彩風咲奈「苦しい時代も、希望を持って行動していれば運命は変えていける」

[ 2022年11月25日 16:13 ]

 宝塚歌劇団雪組公演「蒼穹の昴」が26日に開幕する。初日に先駆け25日、通し舞台稽古が行われた。

 浅田次郎氏の長編歴史小説を舞台化。浅田氏の作品が宝塚で舞台化されるのは本作品で3度目となる。

 舞台は中国、時は清朝末期。トップスター彩風咲奈(あやかぜ・さきな)演じる梁文秀(リァン・ウェンシウ)を中心に物語が進む。激動の時代の中で、ドラマティックに生きる人間の勇気、そして希望を壮大なスケールで描く。大階段を生かした紫禁城など宝塚ならではの演出も。

 今公演はトップ娘役・朝月希和(あさづき・きわ)の退団公演。13年の宝塚生活に別れを告げる。

 彩風は「無事に初日を迎えられますこと心よりうれしく思います。“どんな苦しい時代も、希望を持って行動していれば運命は変えていける”そんなメッセージをお届けできるよう心を込めて舞台を務めてまいります」とコメント。

 公演は12月25日まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継される。千秋楽と12月8日18時半からの新人公演は「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信される。   

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