藤井竜王「意識せず」「これまでの反省点踏まえて」初防衛誓う 25日から第5局

[ 2022年11月25日 04:40 ]

「光の道」で知られる宮地嶽神社で25日から竜王戦第5局に臨む藤井聡太竜王(右)と広瀬章人八段
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 藤井聡太竜王(20)=王将、王位、叡王、棋聖含めて5冠=が、挑戦者に広瀬章人八段(35)を迎える第35期竜王戦7番勝負第5局は、きょう25日から福岡県福津市の宮地嶽神社貴賓室で始まる。24日は対局場検分を行い、対戦成績3勝1敗で初防衛へ王手をかける藤井は「防衛のかかる1局と意識せず、これまでの対局内容、反省点を踏まえてやれれば」と語り、広瀬は「ここからは1局でも多く指せるようにとの思いで頑張りたい」と意気込んだ。

 藤井は来年1月8、9日の第1局で開幕する第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で、挑戦者に羽生善治九段(52)を迎えることが決まった。両者はタイトル戦で初の激突。通算の対戦成績は藤井の6勝1敗だが、「番勝負だと、より相手の方の棋風を感じることがある。楽しみにしている」と歴史的対決を心待ちにする心境を語った。 (筒崎 嘉一)

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2022年11月25日のニュース