JO1 初紅白! デビュー3年目の悲願…大みそかに全国のJAMへ恩返し テーマ「シェア」にマッチ

[ 2022年11月12日 03:00 ]

JO1の(左から)木全翔也、川西拓実、河野純喜、白岩瑠姫、與那城奨、豆原一成、佐藤景瑚、金城碧海、大平祥生、川尻蓮、鶴房汐恩
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 男性11人組グループ「JO1」が大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・30)への初出場が決定したことが11日、分かった。

 JO1はK―POPとJ―POPを融合させたハイブリッドなグループとして、20年3月にデビュー。20代女性を中心に10代から母親世代まで幅広い人気がある。昨年の紅白は第2部の平均世帯視聴率が34・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と史上最低を記録しただけに、同局関係者が「若い世代をターゲットに視聴率が見込めるのでないか」との期待を込めた起用だ。

 コロナ禍にあってSNSなどで絆を強めたJAM(ファン)との輪が一気に広がった年だった。4月からニッポン放送のラジオ番組「JO1のオールナイトニッポンX」でパーソナリティーを務め、9~10月には念願の全国ツアーを行い、約11万人を動員。10月発売の6枚目のシングルは初週に約50万枚を記録。オリコン週間シングルチャートではデビュー曲から6作連続で1位を獲得した。NHKでは音楽番組や、5月にはドキュメンタリーが放送され、番組への出演で貢献。音楽関係者が「今年の活躍ぶりや支持の高さが評価された」とした。

 今年のテーマ「シェア紅白」にうってつけのグループでもある。同局は、視聴しながらSNSでのシェアを呼びかけているが、JO1とSNSの親和性は高い。河野純喜(24)は「メンバーの誕生日をSNSで盛大に祝ってくれたりいろんな形でツイートしてトレンドに入れてくれた」とJAMへの感謝を口にしたこともある。

 昨年10月、リーダーの與那城奨(27)がスポニチ本紙インタビューで「1年を締めくくる大きなイベント。出たい」と、出場を熱望していた夢舞台。11人で紅白の初出場者会見を大いに盛り上げ、大みそかには全国のJAMに大きな恩返しをしてくれそうだ。

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