櫻坂46キャプテン菅井友香卒業セレモニー　水色ドレスで「がんばりき」ポーズ披露「最高に楽しかった！」

卒業セレモニーで「がんばりき」ポーズを決める櫻坂46の菅井友香
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　櫻坂46の初代キャプテン・菅井友香（26）の卒業セレモニーが9日、東京ドームで行われた。

　欅坂46時代から7年間、グループを導いてきた功労者のラストライブで、2日間の公演で約8万人を動員。メンバーの脱退、卒業、そして改名を乗り越え、逆風の中でも大黒柱であり続けた菅井。最後は水色のロングドレスで登場し「今日までグループを守るために戦ってきました。悲しいこともありましたけど、最高に楽しかったです！」と充実の表情だった。

　「思い返すと波瀾（はらん）万丈なアイドル人生でした」。そう語り出した7年分の思いには、重みがあった。「いろいろな言葉でバッシングされた」「心から笑えなくなった時もあった」。それでもがむしゃらにもがき続け「前よりも成長した、たくましい櫻になったと思います」と笑顔。「これからも素敵な愛にあふれたみんなの応援を、よろしくお願いします！」とファンに語りかけた。

　東京ドームのステージには欅坂46時代の2019年に立っているが、櫻坂46としては初めて。前回を振り返った菅井は「3年前のMCで“いつかまたここに”という話をしました。その時とは思いもよらぬ形ですが、またここに立ててうれしい」と語っていた。

　卒業後も芸能活動は継続。誰からも愛されたキャプテンで、終盤にはメンバー一人一人から花と手紙のプレゼント。1期生の土生瑞穂（25）は「ずっとみんなの心に残り続ける存在。これからも甘えさせてください」と涙を流し、抱き合っていた。

　ラストソングは卒業用に書き下ろされたセンター曲「その日まで」。ドレス姿でメンバーの作ったアーチをくぐり、ドームの花道を駆け抜けた。「また大好きな皆さんに会えるように、走り出したいです！」と語り、最後はお決まりの「がんばりき」ポーズでステージを後にした。

　この日のライブ冒頭では、メンバーから“ペンライト禁止令”が発令。演出のためとし、レーザー光線やスタイリッシュなライティングが際立つステージとなり、「BAN」「流れ弾」など激しいパフォーマンス曲を5曲連続で披露。全20曲を完走し、初代キャプテンの卒業に花を添えた。