辛坊治郎氏 廃業の「サクマ式ドロップス」愛を熱弁「チョコ好きの方は買い占めておかれた方が」

[ 2022年11月9日 16:40 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(66)が9日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、「サクマ式ドロップス」を製造、販売する佐久間製菓が廃業するニュースについてコメントした。

 同社は1908年の創業から戦火を乗り越えて経営を続けてきたが、新型コロナウイルスによる販売減少、原材料やエネルギー価格の高騰で事業継続が難しくなり、114年の歴史に幕を閉じることになったと報じられた。同社のドロップスは赤と白の缶でおなじみだが、緑色の缶に入った「サクマドロップス」や「いちごみるく」を製造、販売するサクマ製菓とは別会社で、こちらは営業を続ける。

 辛坊氏は「昨今の原材料高騰で、なかなか商品価格に転嫁できないということでやめちゃうということなんですけど、サクマ式ドロップスがなくなっちゃうんだと衝撃を受けたんですが、第一の衝撃はそこだった」と驚きを口に。さら「第2の驚きは“え?サクマ式ドロップスとサクマドロップスは違うんだ!”って」と続けた。

 さまざまな味を楽しめるサクマ式ドロップス。辛坊氏は好きな味について、「うーん、ハッカかなと。あとチョコかなと。チョコが入っているのがサクマ式」と説明し、「サクマドロップスにはチョコはないんです」とその違いをマニアックに解説した。さらに「サクマ式ドロップスのチョコが好きという方がいらっしゃったら、今のうちに買い占めておかれた方が。あれ、なくなっちゃいますから」と、リスナーに呼びかけていた。

 アシスタントの増山さやかアナウンサーは「私はチョコでもハッカでもなく、透明の薄い白っぽいものありましたよね。あれが好きでした」と告白。すると辛坊氏は、「サクマ式ドロップスを発明した人は、それまでのアメにクエン酸を入れたんです。だから、味がそれまでのアメと(違って)、アメの概念をひっくり覆したんです。ちょっと酸っぱい感じでしょう?あれ佐久間の発明なんです」と、革新的な製法を称賛していた。

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2022年11月9日のニュース