さんま「こういうリアクション」 昭和&平成で定番のピコピコハンマーに子供たちは「え~、ひどい」

[ 2022年10月29日 22:27 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(67)が、29日放送のNHK・Eテレ「ワルイコあつまれ 秋の大感謝祭SP」(後9・00)にゲスト出演し、テレビとコンプライアンス(法令順守)との関係性について私見を語った。

 さんまは香取慎吾や子供たちが記者となって質問する「子ども会見」に登場した。香取から「言っていいこと、悪いことがどんどん増えていると言われていますけど、どう思いますか?」と尋ねられ、さんまは「おもしろくない時代になったな。かわいそうやな、今からテレビを見る子供たちは。“これは言っちゃダメ、アレは言っちゃダメ”っていっぱい出てきている」と嘆いた。さらに「気にしていないけど、気にせざるを得ない」とも話し、かつてさんまが出演した「オレたちひょうきん族」や「恋のから騒ぎ」などが、現在のコンプライアンスでは放送できないとした。

 「恋のから騒ぎ」では、さんまが目星を付けた女性出演者を、説教部屋と題した居残り収録に参加させ、さんまがピコピコハンマーで叩くシーンがあることを説明した。痛みすらない「おしおき」ではあったが、それを聞いた子供記者は「え~、ひどい」とガチリアクション。さんまは「こういうリアクション、ひどいひどいって」と、時代の移り変わりを痛感していた。お笑いでも、頭を叩いてのツッコミに若手芸人が驚いていた場面を目にしたそうで、「とうとうそんな時代に来てしもうた」と驚いていた。

 さんま自身は収録で、コンプライアンスに沿った言動をするわけではなく、「気をつけないで、編集に任せる。この現場は言いたいことを言って、後はディレクターの采配で(取捨選択してもらう)」という。「本番で言ったことは、別に俺が叩かれようが、オンエアしていいんですよ。ディレクターの好みやから」としつつも、「俺でも考えるようになっているのは事実です」と打ち明けた。

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2022年10月29日のニュース