香川照之 各社がCM放送見合わせを続々発表 トヨタ、アリナミン製薬、東洋水産は契約満了

[ 2022年9月1日 15:00 ]

香川照之
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 俳優の香川照之(56)をテレビCMで起用している各社が、続々とテレビCM放送を見合わせていることが1日、分かった。

 香川はトヨタ自動車、KINCHO、サントリー、アリナミン製薬、東洋水産、オプテージなど、有名企業のテレビCMに出演していた。

 自動車メーカー・トヨタの広報部はスポーツニッポンの取材に応じ、香川が東京・銀座のクラブホステスへの性加害疑惑が報じられたことを受けて、CM放映を停止したとコメント。CMとネットを融合させたオウンドメディア「トヨタイムズ」で、編集長という肩書で香川を起用しているが、「香川さんとの契約は年末にて満了となる予定です」とした。

 「アリナミンEXプラスα」のCMで起用しているアリナミン製薬は先月31日で契約満了。今回の一件を受けて契約更新はしないという。「MARUCHAN QTTA」のCMで起用している東洋水産CSRは、9月初旬の契約満了に伴い、以降は更新せず。「おとなの自動車保険」のCMで起用しているセゾン自動車火災保険は、広告などを順次取り下げていくと説明している。

 「ゴキブリムエンダー」のCMで起用しているKINCHO、8月からリニューアルで現在放送されていないものの「パーフェクトサントリービール」のCMで起用していたサントリー、「eo」のCMで起用しているオプテージは、いずれも「検討中」としている。

 香川の所属事務所は先月25日、「週刊新潮」の報道内容を認めた上で「全ては本人の不徳の致すところ」と謝罪。事務所公式サイトで「本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実」とし、「本人は深く反省し、今現在も自らの戒めとしております」とのコメントを寄せた。

 同誌が報じたのは、2019年7月に東京・銀座の高級クラブで起きた出来事。香川が席についたホステス女性の服の中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取ったなどと生々しく伝え、その後も女性の胸を触り、キスをするなどしたとしている。ショックを受けた女性は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったという。

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2022年9月1日のニュース