ガダルカナル・タカ 旧統一教会めぐる萩生田政調会長の釈明に「言葉でごまかせば許されるのかな」

[ 2022年8月19日 15:04 ]

ガダルカナル・タカ
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 タレントのガダルカナル・タカ(65)が19日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、萩生田光一政調会長(58)と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体との関係性について言及した。

 萩生田氏は6月に自民党の生稲晃子参院議員(54)とともに、関連施設を訪れていた。18日には党本部で取材に応じ、「地元支援者のにボランティア活動を熱心にやっている皆さんがいらっしゃって、その方たちが国連NGOの国際平和女性連合の会員の皆さんでした」と、教団の関連団体との関係を認めた。

 17日には事務所を通じたコメントで同団体のイベント参加は認めて「宗教色はまったくない」としていたが、番組では18日の取材では説明が一変したと指摘。萩生田氏の「正直申し上げて、その団体と(旧)統一教会の関係というのは、名称は非常に似ていますので、そういう思いはあったけど、あえて触れなかったというのが正直なところです」という談話を紹介した。

 萩生田氏の発言に、タカは「我々も準公人的な立場なのかな。僕なんかは、準公人にもいってないくらいの認識ですけど」と、自虐を込めながら前置き。不適切な関係が発覚したタレントを例に出し、「今までの状況を見ると、反社的な関わりを持ったタレントさんは、まずは謝罪の会見なり、しっかりした会見をさせられる。その先には、自分が大切にしている番組を降板しなければならない、かわいがってもらっていた会社を辞めざるを得なくなったという方がたくさんいる。そういう状況をタレントは強いられるけ。スポーツ選手やいろんな人はそういう厳しい状況に置かれる」と指摘した。

 それだけに、言葉巧みでかわしていくかのような政治家の手法には納得いかないようで、「政治家というのは、何か言葉でうまくごまかしていけば、そこは許されるのかなという、ちょっと複雑な思いはありますよね」と、釈然としない様子だった。

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2022年8月19日のニュース