里見まさと 賞レースの審査員に持論「笑いはいらない。点数入れとけ!」 オール巨人に「辞めることない」

[ 2022年7月7日 16:47 ]

里見まさと
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 漫才コンビ「ザ・ぼんち」の里見まさと(70)が7日、ABCラジオの「ますだおかだ増田のラジオハンター」(木曜正午)にゲスト出演。賞レースの審査員について持論を語った。

 番組ではオール巨人が「M-1グランプリ」の審査員を引退することが話題に。まさとは「人様のことやから、あんまりとやかくよう言いませんけど…」と前置きした上でコメント。「自分で考えるならば、ちょこちょこと審査員をやらせていただきましたけど、去年正直にギブアップしたのは、漫才は自分がやってきたし、こういうものであろうという絶対的な形はないにしてもね。ただ、今は2本やるじゃないですか。で、お決まりのように2本目かなんかでコントするねん。僕、コントやられたら分からない」と告白。さらに「僕は面白い方にずっと点を付けてましたけど、それはあながち正しいことではないなと、ちょっとだけ感じてます。短い、ちょっとシリアスなドラマ的なことをやりはるから、それをどう評価するかやね」と首を捻った。

 また、近年の賞レースの審査員について、「俳優さんとか、そういう方々、お笑いがお好きな方が、あちらこちらで審査なさってますよね。一つ言えることは非常にお好きなのとプラス、勉強されてますわ。そのコンビ、その時出演する人。で、今回は出てないけど私はこのへんのコンビも…と、いわゆる“私は万全で来てますよ”というのは窺えます」と感想を述べる。その上で、「できれば漫才作家さんとか、現役の漫才師さんでもいいですよ、に審査していただきたいな…とは思います。だから、巨人さん辞めることないんちゃいますか。やりはったらええんちゃいます」と告げた。

 最後に個人的な意見として、「審査員の人が目立ち過ぎ」とキッパリ。「審査の人も気の利いたことを言わへんかったら、スイッチャーが変えてまうやん。ひと笑いいるやん」と現状を憂い、「審査員は笑いはいらない。点数入れとけ!」と主張。これにはMCの増田英彦が驚きつつ、「なるほど。貴重なひと言ありがとうございます」と感心していた。

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2022年7月7日のニュース