【明日12月8日のカムカムエヴリバディ】第28話 街にアメリカ文化広がる!安子、戦争よぎり心境複雑

[ 2021年12月7日 13:00 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第28話。道にて。ある将校(村雨辰剛・左)に声をかける安子(上白石萌音)(C)NHK
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 女優の上白石萌音(23)が1人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第28話が放送される。

 ある日、英語が通じず困っている米軍将校(村雨辰剛)を見かけた安子(上白石)。とっさに「May I help you?」と声をかけ、会話の手助けをする。それは、英語を学び始めてから生まれて初めて交わした、生の英語会話だった。その頃、定一(世良公則)の営む喫茶店には、将校たちの集まるクラブで演奏するミュージシャンが集まっていた。戦争に勝った国・アメリカの絢爛豪華(けんらんごうか)な文化をまえに、安子や定一は複雑な思いを重ねる…。

 上白石&深津絵里(48)&川栄李奈(26)がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本。ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。安子(上白石)の物語は日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 岡山市の和菓子屋に生まれた安子は、あんこが大好きな心優しい素直な女の子。激動の世の中を懸命に生き抜いていく。

 主題歌は森山直太朗(45)が作詞・作曲し、AI(40)が歌うオリジナルソング「アルデバラン」。語りは俳優の城田優(35)が務める。

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