浦島坂田船 ライブ映像違法販売者が書類送検報告 メンバーへのつきまといなどの迷惑行為で「各所へ相談」

[ 2021年11月25日 12:41 ]

 音楽ユニット「浦島坂田船」が25日、ユニットの公式ツイッターで文書を投稿し、コンサートの映像のネットでの違法販売をしていた者が書類送検されたことを報告。さらに、メンバーへの待ち伏せやつきまといなど迷惑行為が散見されるとし「関係各所へ相談しているところです」と明かした。

 文書では「いつも愛情を持って、浦島坂田船を応援していただきありがとうございます。浦島坂田船はcrewの皆様に支えられ活動できております。心から感謝申し上げます」としたうえで「本日は、浦島坂田船のコンサート映像をインターネット上で違法に売買していた者が、著作権法違反を理由に東京地方検察庁に書類送検されました旨をご報告いたします」と、ユニットのコンサートの映像をネット販売した者が書追送検されたことを報告した。

 「コンサートでは、メンバーとcrewが楽しい時間を過ごし、非日常の空間を少しでも味わっていただくために、一切の録音・録画行為を禁止しております。しかし、禁止行為にも関わらず、ルールを破りコンサートを録音・録画している人や、コンサート映像をインターネット上で交換・売買を行っている人がおりました。これらはcrewからの報告で判明しているものもございます」とファンからの報告で判明したものであると説明。「浦島坂田船としては、誠実に応援してくださっているcrewのためにも、ルール違反されている状況をこれ以上見過ごすわけにはいかないと考え、専門家や捜査機関に相談しておりました。その結果、本日の報告の運びとなりました」と経緯を説明した。

 さらに「上記に加え、一部の人が偽名を使用してチケットを取得し、コンサート会場へ入場していることも確認されております。また、コンサート会場付近やメンバーの移動中に待ち伏せし、メンバーへの度を越したつきまとい、スマートフォンによる撮影等、行き過ぎた行動も散見されております。これらの件につきましても引き続き、関係各所へ相談しているところです」とも報告。「このようなお知らせをしなければならないことを、心苦しく思う次第です」と記し、「最後になりますが、今後もcrewの期待を超えるパフォーマンスをするため、私達はcrewに寄り添い、日々努力していく所存です。crewの皆様も、浦島坂田船を一番近くで応援していただければ幸いです」とした。

 ニコニコ動画などで生放送を行う「生主」出身の歌い手で、うらたぬき、志麻、となりの坂田。、センラの4人組ユニット。16年にビクターエンタテインメントよりアルバム「CRUISE TICKET」でメジャーデビュー。19年にはテレビアニメ「浦島坂田船の日常」でメンバーをモデルにしたオリジナルのショートアニメも放送された。今年7月に発売した最新アルバム「L∞VE」がオリコン、Billboard Japanで首位を獲得している。

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2021年11月25日のニュース