藤井竜王、王将戦名物も「経験してみるのもひとつの目標」 王将リーグ全日程終了し七番勝負へ

[ 2021年11月24日 21:56 ]

挑戦者として意気込む藤井聡太竜王(撮影・尾崎 有希)
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 将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグは24日、東京都渋谷区の将棋会館で最終の3局を行った。すでに7番勝負初出場を決めている藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含め4冠=は永瀬拓矢王座(29)に101手で敗れ、5勝1敗でリーグを終了した。

 7番勝負は年明け1月9日に開幕する。渡辺明王将(37)=名人、棋王含め3冠=との2日制対決は初めて。「どういう感じになるのか分からないところがある」「作戦面で差をつけられないようにしたい」と慎重な面持ちで言葉をつないだ。

 王将戦といえば「勝者の記念写真」。過去の名棋士が刻んできた独特の伝統だ。もちろん藤井も熟知しており、「とりあえず勝たなければそれ(撮影)もないので、1回経験してみるのもひとつの目標だと思ってます」と意気込みを語った。

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