古市憲寿氏 「アベノマスク」など115億円分が倉庫に「次のパンデミックのために一定数を備蓄して」

[ 2021年10月28日 08:50 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。「アベノマスク」と呼ばれた全世帯向けを含め、新型コロナウイルス対策として国が調達した布製マスク約8300万枚(約115億円相当)が配布されずに倉庫で保管されていたことに言及した。

 新型コロナウイルス対策として国が調達した布製マスク約2億8700万枚を会計検査院が調べて判明した。倉庫に保管されているのは調達量の3割近くに相当し、アベノマスク約400万枚が含まれる。昨年8月~今年3月の保管費は約6億円に上っている。磯崎仁彦官房副長官は27日の記者会見で、大量の保管状況を問われ「施設向けを一律から随時配布に見直した。調達に問題があったとは考えていない」と説明。余剰マスクの今後の活用は「必要に応じて検討したい」と述べた。

 古市氏は「マスクって備蓄できるじゃないですか。次のパンデミックがいつ起こるか分からない状況の中で、アベノマスクって当時批判もありましたけど、結局マスクみんな欲しかったわけですよね。だったら次のパンデミックのために一定数を備蓄しておくことはむしろ必要じゃないかなって思います」と自身の考えを述べた。

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2021年10月28日のニュース