坂上忍 無免許当て逃げの都議バッサリ「病気逃げしてるんじゃないかって言われても致し方ない 理解不能」

[ 2021年10月14日 13:13 ]

坂上忍
Photo By スポニチ

 タレント坂上忍(54)が14日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演。7月の都議選中に起こした無免許運転での人身事故を公表せず再選、都議会を欠席し続けている木下富美子都議(55)にあきれ顔を見せた。

 木下都議は議会定例会の閉会日にあたる13日も姿を見せなかった。この日は議会が辞職勧告決議に対する対応について説明を求めていた期限。木下都議は体調不良を理由にしている。議会は今後、失職とする「除名処分」も含めて処遇を検討していく方針。木下都議は9月28日に自身のサイトで、木下都議は議員活動継続の意向を示したのと同時に、自身の体調について「選挙活動のストレス、過度の不安が原因と考えられる不眠が続いておりました」などと説明している。

 坂上は「そもそもストレスと無免許運転は関係ないし、不眠の状態で運転しちゃダメだし、こういう対応を取ってると、政治家さんの常とう手段じゃないけど、病気逃げしてるんじゃないかって言われても致し方ない」とバッサリ。木下都議の一連の対応に「僕は理解不能」と断罪したうえで「事の重大さ、都議会議員の立場とか、そこの辺、どう考えているんですかね、この人。公金がこの人にあてがわれているわけだから、その立場、考えたらね」と首をひねった。

 議員当人自らが辞職を判断するしかないという現状の制度についても「その人自身を見極め切ることって難しいと思う。いい加減、見極め切れないんだから、この制度、どうにかしなきゃいけないんじゃないの?と思うんですよ」と投げかけ、「なんかスッキリしない」と不満が止まらなかった。

 事務局によると、木下都議には再選後、議員報酬(81万7600円)と政務活動費(50万円)がそれぞれ3カ月分、計395万2800円が支給されている。現状のまま12月を迎えると、冬のボーナスに当たる期末手当(204万5022円)も振り込まれる。報酬は公選法の規定で返納できず、木下都議は「寄付などの対応を取りたい」としている。

続きを表示

2021年10月14日のニュース