「おかえりモネ」最終章突入 百音&菅波先生どうなる?番組CP「遠距離はマイナスな要素ではありません」

[ 2021年9月26日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第95話。百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)の結婚は保留に(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は27日から最終章となる第3部「気仙沼編」に入る。制作統括の吉永証チーフプロデューサー(CP)に見どころを聞いた。

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第95話(9月24日)、ウェザーエキスパーツの新規事業審査会。全国に地域密着型の気象予報士を、という百音の企画は新事業としては通らなかったが、地方営業所の扱いにし、百音は社員のまま。基本給と初期費用30万円を支給。朝岡(西島秀俊)は「ただし、2年で結果を出してください」と安西社長(井上順)の意向を伝えた。

 菅波(坂口健太郎)は外科医としてのキャリアを積むため、地域医療に専念していた登米の診療所から東京に戻ることになり、結婚は保留。再び遠距離になる2人の関係が最終章の注目ポイントとなる。

 吉永CPは「安達さんが丁寧に紡いでくれた物語も、残すところ約1カ月となりました。気仙沼で百音が何をするのか、百音が地元に帰ったことで、気仙沼の人々の人間関係がどう変化していくのかが、毎週描かれます」とし、百音と菅波については「それぞれが新しい土地で新しい目標を見つけ動き出します。第95回の2人の会話でもありましたが、遠距離がこの2人にとってはマイナスな要素ではありません。離れていても、お互いを思いやりながら、気持ちを通わせて生きる2人を、是非見守ってください」と呼び掛けた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月26日のニュース