小林亜星さん急死 「この木 なんの木 気になる木」共作の伊藤アキラさん死去から15日後に旅立つ

[ 2021年6月14日 17:18 ]

作曲家の小林亜星さん
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 「北の宿から」などで知られる作曲家で、俳優としてTBSドラマ「寺内貫太郎一家」に主演した小林亜星さんが5月30日、心不全のため死去した。88歳。東京都出身。

 5月15日には、「この木 なんの木 気になる木」の歌詞で知られるCMソング「日立の樹」などを一緒に手掛けた作詞家の伊藤アキラさん(享年80)が急性腎不全のため死去。小林さんは1週間後の同22日に「突然の訃報にただ驚いております」と追悼コメントを発表した。

 伊藤さんとは、「パッ!とさいでりあ」など多くのCM曲を担当。2014年に六花亭製菓(北海道)のCM用に「花咲く六花亭」を共作したのが最後となった。

 そんな盟友を「彼とは様々なコマーシャルソングでご一緒させて頂きました。数えればキリがありません」と偲び、「プライベートではお酒も呑まず、大変真面目な方でしたので、私のような飲兵衛とはほとんど接点はなかったのですが、仕事ではいつも彼の歌詞が回ってくると、スムーズにメロディをつけれるという、気が合うのか合わないのか、そんな不思議な関係でした」と明かした。

 そして「お疲れ様でした。謹んでご冥福をお祈りいたします」と悼んでコメントを結んでいた小林さん。同じ5月に旅立った。

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2021年6月14日のニュース