星野源 「愛してる」を人に言わないと徹底していたが…変わった価値観 「もっと良い言葉」を追い求める

[ 2021年6月14日 16:37 ]

星野源
Photo By スポニチ

 Applemusicで14日、歌手で俳優の星野源(40)のラジオプログラム「Inner Visions Hour with Gen Hoshino」が始まった。

 この日は「心」をテーマにした「エピソード1」が配信された。本来は屋外で散歩しながら雑談していく予定が、雨のために喫茶店内での収録に変更。「始まりはいつも雨ですよ、でも素敵ですね」と苦笑しながらのスタートとなった。

 5月に女優・新垣結衣との結婚を発表。星野は発表以降、様々なメディアで自らの実体験を曲に投影することはないと述べているが、今回の新作「不思議」はラブソングとあってトークは「愛」について展開した。

 「好きとか大好きは言うけど、愛してるっていうのは言葉として違和感があって。人に対して使わないようにと、徹底していた」という。「“愛してる”と相手に伝えるのは、募金する時に“募金してる!”って言うのと一緒のような不思議な状態というか。募金してる時点で何よりも証明であって。行為や言葉で言われるのはうれしいし、安心するから言葉あるんだなと思うけど」とわざわざ言葉にすることに違和感を感じていたことがあった様子。しかし、時間がたつにつれ「愛してるって言ってほしい人に、愛してるって言わないのは愛じゃないんじゃないかって思うようになって」と考えが変わってきたことを明かした。

 「さらに、愛ってなんだろうなっていうのはずっと疑問で。でも、めちゃくちゃ漠然としてるけど愛は大事だって思うから、愛って言葉よりもっと良い言葉あるんじゃないかって思ってて」と語った。

 星野は自身のインスタグラムも更新。「全6エピソード、毎回異なるテーマで心象風景を旅するように選曲し、いろんな場所でコーヒーを飲みながら会話していきます」と紹介。この日配信された「エピソード1」については「ひと月ほど前に収録しました。外を歩きながら録音しようと思ったけれど、雨が降ってしまったので喫茶店を貸していただき話しました。今までのどのラジオとも違う温度感で喋ることができて楽しかったです」と記した。

続きを表示

2021年6月14日のニュース