ワンオクTaka 父・森進一を「リスペクト」、負けん気の強さは父譲り「DNAを受け継いでいる」

[ 2021年5月31日 21:28 ]

ONE OK ROCKのTaka
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 ロックバンド「ONE OK ROCK」のTaka(33)が31日放送のNHK「ファミリーヒストリー」(月曜後7・30)にVTR出演し、父で歌手、森進一(73)について語った。

 著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材する番組で、今回は森を特集した。番組の取材に応えたTakaは、森が教育熱心だったと振り返り「教育に関しては、非常に厳しくされていたイメージ・印象はありますね」とコメント。その理由を「やっぱり幼いころ、父のいろいろ大変な環境があると思いますので、そこから来る『自分の家庭はこうしたい』って理想がすごくあったと思います」と想像した。

 自身と森は似ている所があるという。「負けん気の強さだったりとか、一つの方向に向かって突き進む突破力だったりとか、僕もやっぱりそのDNAを受け継いでいる」と分析した。自身の音楽活動に触れ、「自分の好きなことである程度の結果を残した時、『父の厳しさ』みたいなものは、やっぱりどこか影響を受けている部分が自分でも感じる瞬間がある」と告白。ストイックさは“父譲り”とし、「(森を)リスペクトしています」と続けた。

 同じく、森を父に持つロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカル・Hiro(27)もVTRで登場。「父親は基本的に元々、僕らが音楽をやること自体、多分あんまり賛成ではなかったと思う」とした上で、「ある時期からというか、割り切ってくれて背中を押してくれた部分もたくさんあったので。応援もしてくれているし心配もしてくれるしっていうのを感じ取れるので、そこが一番かな」と語った。

 Hiroが「父親は心配性だったりとか、結構いろんなことが気になりやすい性格だと思うので、あんまり細かいことは気にせずに、体を大事に長生きしていただけたら」と気遣う場面も。この映像をスタジオで見ていた森は「ハハハ」と笑い、目を細めた。

 森は番組のラストで「(自身の)子どもたち3人、何かを伝えていかなきゃいけないと、いつも思うんですけど」と切り出した。自らの「ファミリーヒストリー」を特集した番組とあり、「これ(この番組)を見て、何かを感じてもらえればいいし、もっと自由に自分の世界を広げてもらって、自分なりに、自分のヒストリーを作っていってほしい」とメッセージを贈った。

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2021年5月31日のニュース