大竹まこと コーツ氏「緊急事態宣言下でも五輪開催」発言に「全部の権限がIOCに絶対あるわけない」

[ 2021年5月27日 14:08 ]

大竹まこと
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 タレントの大竹まこと(72)が27日、パーソナリティーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜後1・00)に出演。国際オリンピック委員会(IOC)の副会長で、東京五輪の準備状況を監督する調整委員会のジョン・コーツ委員長(71=オーストラリア)が緊急事態宣言下でも大会を開催すると断言したことに言及した。

 21日の東京五輪・パラリンピック組織委員会などとの3日間の合同会議後、「五輪期間中、東京に緊急事態宣言が発令中でも大会は開催するのか?」との質問に、コーツ委員長は、緊急事態宣言下の今月も東京で5競技のテスト大会が無事に行われたと説明し「質問に対する答えはイエス」と返した。

 大竹は「前の番組でも伊藤惇夫さんが“IOCはそんなに偉いのか。何様だ”と。“来れば来たでVIP扱いで高いホテルに泊まって何千万円もお金かけて来る”と。“そんなに権限があるのか”と言ってたけど」と言い、「IOCはやりたいのは当たり前で、そんなことは言うだろうけど全部の権限がIOCに絶対あるわけないよねえ」と指摘。そして、「どう考えても、大きく言ったって1つのスポーツ大会の主催ってことだから、それをどうするかっていうのは国が大きくかかわっていると思うのが普通」と自身の見解を述べた。

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2021年5月27日のニュース