兵庫県で聖火ランナーの辞退者相次ぐ 関ジャニ∞安田章大、柔道・篠原信一氏、さかなクン

[ 2021年5月21日 19:16 ]

 「関ジャニ∞」安田章大
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 兵庫県で21日、東京五輪聖火ランナーの辞退者が相次いだ。兵庫県は同日、関ジャニ∞のメンバー・安田章大(36)と、シドニー五輪柔道銀メダリストの篠原信一さん(48)、さらに、東京海洋大学名誉博士・客員准教授でタレントのさかなクン(45)の辞退を発表した。安田、さかなクンの代わりは立てず、篠原さんの代わりには、フェンシングの西岡瞳(15)が参加する。

 3人はともに24日に、安田は地元の尼崎市を、篠原さんは出身の神戸市、さかなクンは明石たこ大使を務めている明石市を走る予定だった。

 兵庫県は緊急事態宣言の発出で公道での聖火リレーを中止し、代替措置として、23日に姫路市で聖火を受け渡すトーチキスを実施。24日には篠山城跡(丹波篠山市)の広場の周回コースを、ランナー1人当たり約20メートル走る予定となっている。

 篠原氏は公式サイトで「この緊急事態宣言中に県や市を跨いでの移動をすることになるので、多くの皆さまの不安、また医療関係者の皆さまのご負担が増えてしまうのではと思い、慎重に考え辞退とさせていただきました」と説明。「日本の代表としてオリンピック・パラリンピックに出場される選手の皆さまには引き続き応援したいという気持ちはとても強いです。私も選手時代にはたくさんの声援をいただき、それが力となりました。今は自分が選手を応援する立場となりましたが、選手への応援は別の形でもできるのではないかと思っております」とつづった。

 兵庫県では21日、新型コロナウイルスに感染していた19人の死亡と、162人の感染を発表している。

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2021年5月21日のニュース