読書家の三村マサカズ 本を貸す相手への“こだわり”とは…「お返しは自慢でいい」

[ 2021年5月8日 18:40 ]

お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズ
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズ(53)が8日、パーソナリティーを務める「さまぁ~ず 三村マサカズと小島瑠璃子のみむこじラジオ!」(土曜後5・10)で、読書家の一面をのぞかせた。

 実は読書家であるという三村。先月発表された「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2021年本屋大賞」の受賞作品、町田そのこ著「52ヘルツのクジラたち」もノミネート時点で読んでいたという。「やっぱり、本屋大賞受賞の本を買うのではなく、買った本が本屋大賞を受賞したっていうのはうれしいもんですよ」といい、「ただ、ノミネートはされているわけですから全くの素(ノーマーク)で買っているわけじゃない。ノミネートされている状態で買って受賞だから」と続けた。

 「すごい良い本だったの。まさか全部は言わないけど、そもそも“52ヘルツのクジラ”っていうのはあんまり世の中に存在しなくて。ちょっと低いヘルツで仲間とコミュニケーションを取るんだけど…」と内容を説明する三村。共演の小島瑠璃子(27)の「クジラの話ですか?」との問いに、「違うの。(クジラの声を)人間にちょっと当てはめて、私の声は届いていないんじゃないか?この子の声は届いていないんじゃないか?ちょっとイジメを受けている子がいるのか?そういう人達がたくましく成長していくお話。おススメでございます」と力説した。

 関心を示した小島に対し、「でも読まないでしょ?小島は俺が強引に本を渡さない限り読まない」と指摘した三村。小島が過去に渡された本は返ししたほうが良いのか?を問うと、「いや返さなくていい。お返しは自慢でいい。本を渡して3日後に返してきて『もう読みましたフェイス』だけでいい。『もう読みましたけど私、早いでしょう的な顔』だけでいいの。それで俺はもう十分だから」とし、本を貸した相手へのこだわりを明かしていた。

続きを表示

2021年5月8日のニュース