宮下草薙 昨年の「M-1グランプリ」に出なかったワケ「本音を言えば…」

[ 2021年5月8日 15:37 ]

お笑いコンビ「宮下草薙」
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 お笑いコンビ「宮下草薙」の草薙航基(29)と宮下兼史鷹(30)が8日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演。昨年、漫才の頂上決戦「M-1グランプリ2020」に出場しなかった理由を明かした。

 2013年に所属事務所の養成所で出会い、当初は別々に活動していたがその後、宮下が誘う形でコンビ結成。漫才歴は4~5年で“お笑い第7世代”のトップランナーとして注目されている。「M-1グランプリ」の審査員を務めるナイツの塙宣之(43)から「去年、M-1に出ていないよね。何で出なかったの?」と問われ、「すごい迷ったんですけど、(コロナの影響で)そもそも半年ぐらいライブに出られていなかったんで。作ったネタも無観客用のネタになっちゃっていたというか」と草薙。宮下も「新ネタをネタ番組でおろすみたいな事を続けてしまっていたんで、(舞台用として)全く仕上がっていないというか」と補足した。

 さらに草薙が「無観客のときってお客さんというより、袖にいる人とか芸人が喜ぶような事になるので。ちゃんとしたお笑いじゃなく、中途半端で出るぐらいだったら…ということで出場を止めました」と続けると、宮下は「よく言うとそうですけど。本音を言えば、この知名度の感じで2回戦落ちとか嫌だなって。だったら辞退していたほうがカッコイイかなって」。

 今年の「M-1」に挑戦するか、現段階ではまだ決めていないという。「今年もまだライブに出られていなくて。先月、久しぶりに事務所のライブが決まった3日後くらいに中止になっちゃったりして、全く出れていないんですよね」と宮下。以前、ナイツが司会を務める、BS朝日「お笑い演芸館VS.」(木曜後10・00)に出演し、披露した新ネタを塙から称賛されたものの、草薙は「あのネタを『M-1』でやっているのが想像つかなくて」と、ネタを含めて模索中であることをうかがわせていた。

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2021年5月8日のニュース