橋下徹氏 わいせつ教員の免許再交付に持論「一律でダメではなく、余地は残して」

[ 2021年5月8日 15:50 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が8日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜・11時55分)に出演。わいせつ教員の免許再交付について、罪の内容を吟味する重要性を訴えた。

 各地で増加する教員のわいせつ行為。罪を犯しても免許が再交付される現行の法制を見直す動きが活発化している。

 落語家の月亭方正(53)が「もし(わいせつ教員が)自分の子の担任になったら、心配でしょうがない」と“教員復帰”に否定的な見方を示せば、同じく落語家の月亭八光(44)も「1回でも(罪を犯せば)ダメ。他の仕事でのセカンドチャンスは応援するけど、教員は…」と持論を展開した。

 橋下氏も7人の子供を持つ父親。「親としては、そういう教員に来てもらいたくない」と“本音”を口にしながら、法律家としての意見も冷静に述べた。

 「日本は職業選択の自由という憲法がある。一律で(罪を犯せば)全部ダメというのじゃなく、第三者機関なりできちっと議論して、(復帰の)余地は残しておこう、ということ」

 わいせつ行為と一括りにされるものの、恋愛が絡むケースもあり、一方的な「排除」の危険性を冷静に話した。

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2021年5月8日のニュース