大和田美帆「今日は最後に会った記念日」 母・岡江久美子さんへの思い「後悔、葛藤しながらの一年」

[ 2021年3月30日 14:29 ]

大和田美帆
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 女優の大和田美帆(37)が30日、自身のブログを更新。昨年4月、新型コロナウイルスによる肺炎のため63歳で亡くなった母で女優の岡江久美子さんをしのんだ。

 「母と最後に会ったのが一年前の今日でした。今日は最後に会った記念日です」と書き出し、仕事の間に子どもの面倒を見ていてくれたと回想。「いつもの光景です。私が帰宅するとおかえり!お疲れ様!と言ってくれ、志村けんさん、残念だったよね。悲しいね。と話して…玄関で振り返りもせずに(いつも振り返らないの)またね!!と帰っていきました」と、母との最後のシーンをつづった。

 「まさかそれが36年育ててくれた母との最後になるなんて思いもしませんでした。子守をお願いしなければよかった…でも、親族以外に頼める状況でもなかった…。そんなことも後悔、葛藤しながらの一年です。感染源が分かっていないので自分を責めても仕方ないのですが…」と葛藤を明かし、「人生は、なにがあるか分からない。人生は、必ず終わりを迎える。そんな当たり前のことだけれども経験してみないと実感できないことでした」と記した。

 「あまりに早くあまりに呆気なく、あまりに切ない最期でしたが大切なのはどう亡くなったかではなく“どう生きたか”だと母は教えてくれました。母はいつもどんな時も母らしく自分を大切にし、楽しみ、喜んでいました」とし、「ならば、私はどうやって生きるのか」と自問自答。

 「母の死だけではなくコロナ禍において、いつもいつも考えていました。そして一度きりの人生、いつ終わるかわからない人生、もっと挑戦してみることにしました。挑戦というとかっこいいけれどもきっと、そんなものではなくもがきながら、模索しながらの第一歩です。うまくいかないかもしれません。でも、まず、やってみます」と、新たな一歩を踏み出そうとしている心境をつづった。

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2021年3月30日のニュース