「麒麟がくる」平均総合視聴率が20.2%をマーク、過去3作上回る好記録

[ 2021年2月16日 14:43 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務めた長谷川博己
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 7日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の平均総合視聴率(全44回)が20.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録したことが16日、分かった。同局が発表した。

 俳優、長谷川博己(43)が明智光秀役で主演し、全44回の平均視聴率はリアルタイム14.4%、タイムシフト6.6%をマークした。2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」は17.3%、18年「西郷どん」は18.0%、19年「いだてん」は11.2%の期間平均総合視聴率だった。今作は20%の大台を突破するとともに、過去3作を上回る好記録となった。

 また最終回の総合視聴率は23.7%(リアルタイム18.4%、タイムシフト6.6%)を記録したことも、合わせて発表された。

 総合視聴率は、リアルタイム視聴とタイムシフト視聴、いずれかでの視聴を示す指標。タイムシフト視聴率は、リアルタイム視聴の有無にかかわらず、7日以内(168時間内)でのタイムシフト視聴の実態を示す数値となる。

 「麒麟がくる」は大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(75)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生を描いた。昨年1月19日にスタート。新型コロナウイルスの影響により、途中、約3カ月の撮影&放送休止を挟み、1~12月の暦年制としては史上初の越年放送となった。

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