坂上忍 自己申告の感染防止ステッカーに「だいぶ問題」「性善説が通用しない時代になってる」

[ 2020年8月14日 13:39 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(53)が14日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。東京都が新型コロナウイルスの感染予防対策で大々的に発表した「感染防止徹底宣言ステッカー」について不満をぶちまけた。

 番組では、感染防止徹底宣言ステッカーを掲示した店で江戸川区のフィリピンパブでクラスターが発生したことについて特集。小池百合子都知事は13日の会見で、これまで「訪れる店の目安にしてほしい」と都民にアピールしてきたが、この日は「対策せず貼る業者がいないとは限らない」と述べたことを取り上げた。

 坂上は「自己申告でうそも通用するわけで、それ自分でプリントアウトしてペタって店に貼って。ここは安心して来てくださっていいお店ですよ!って。これねぇ、だいぶ問題だと思う」とあきれ顔。「正直に申告して、ステッカーを辞退する店もあるだろうし、ちゃんと感染対策やってステッカーを貼ってるのに、こういうことがあったら、ここもインチキやってるんだじゃないの?って。何を判断基準にしていいかわからない」と首をひねった。

 同局の上席解説委員の平井文夫氏は、ステッカーについて「それを信じて全部OKというのはダメ。自分で判断して自分で決めないと」とコメント。この言葉に、坂上は思わず「だったらこのステッカーいらないじゃん!!」と声を荒げた。

 平井氏はステッカーに「効果がなくはない」としたうえで「まるまる信じて、ステッカーあるから絶対いいっていうのはダメ。僕は店に入って、確認してダメだったら出ますよ。性悪説で暮らさないと」と話すと、坂上も「性善説が通用しない時代になってる」とこの点では同意した。

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