「キャプテン翼」高橋氏、翼と岬らJ戦士熱筆でJリーグにエール

[ 2020年8月4日 04:00 ]

キャプテン翼の主人公・大空翼と、劇中でJリーグに所属する6選手が描かれた「キャプテン翼マガジン」vol.3 (c)高橋陽一/集英社
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 人気サッカー漫画「キャプテン翼」の高橋陽一さんが、新型コロナウイルスの感染拡大による中断を乗り越えて再開したJリーグに応援の思いを込めたイラストを熱筆し、きょう4日発売の「キャプテン翼マガジン」第3号の表紙で披露している。

 主人公の大空翼は「Va mos! Jリーグ!!」と胸に記したTシャツ姿。さらに劇中でJリーグ所属選手として活躍する岬太郎(磐田)や若島津健(名古屋)、松山光(札幌)、三杉淳(FC東京)、新田瞬(柏)、早田誠(G大阪)ら6選手が描かれた。

 Jリーグは6月27日からJ2とJ3が、7月4日にはJ1が無観客で再開。観客は同10日から最大5000人まで入場できるようになり、今月1日からはスタジアムの収容人数の50%まで引き上げる予定だったが、新型コロナの感染状況から見送った。10日までは上限5000人で据え置かれる。

 新型コロナウイルスとの戦いは続くが、高橋さんは「スタジアムに行ける人数が制限されるなど、例年とは異なることがたくさんありますが、サッカーが見られる状況になったことは喜ばしい限りです」などとリーグ再開を祝福。感染拡大の一刻も早い収束を祈り「世界各国において、これまでの日常が取り戻せる日が来ることを、ただひたすら願うばかりです」とコメントを寄せた。

 「キャプテン翼マガジン」第3号は隔月で、偶数月の4日頃に発売。税込み960円。特別付録として、翼と若林の伝説の名シーンを描いたエコトートバッグが付いている。

 ▼高橋陽一さんのコメント

 Jリーグ再開に寄せて

『キャプテン翼マガジン』vol.3も何とか、皆さんのもとへ届けることができました。

 そして、待ちに待ったJリーグ再開!!

 ようやくサッカーのある日常が、日本にも戻ってきました。ただ、スタジアムに行ける人数が制限され、大声を出して応援ができなかったり、試合が過密スケジュールになるために、交代枠を5人まで拡大したり、今季は下部リーグへの降格がなかったり、採用されるはずだったVAR判定が見送られたり……例年とは異なることがたくさんありますが、サッカーが見られる状況になったことは喜ばしい限りです。

 あとは、この新型コロナウイルス感染症が一刻も早く終息し、世界各国においてこれまでの日常が取り戻せる日が来ることをただひたすら願うばかりです。
高橋陽一

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