上沼恵美子、三浦春馬さんは「自分に厳しすぎた」 早すぎる死悼む

[ 2020年7月20日 14:46 ]

上沼恵美子
Photo By スポニチ

 タレントの上沼恵美子(65)が20日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に生出演し、俳優・三浦春馬さん(享年30)について言及。役作りへのストイックな姿勢を絶賛する一方、「自分に厳しすぎた」とも語った。

 この日の出演者らが口をそろえて称えた三浦さんの役者魂。上沼も、三浦さんが役作りの勉強のために、海外に訪れたというエピソードを披露。努力を惜しまない姿に感嘆した。

 ただ「気楽さとか『なんとかなんとかなるわい』っていう気持ちが生まれる方ではなかった。自分に厳しすぎた。息抜きもしない」と人柄を分析。「『生き急ぎ』っていう言葉があるんやけど、まさにそれでした。本人は幸せやったやろうか?私はそこを問いたい」とコメントした。

 三浦さんについてのトーク中、何度も「ショック」という言葉を口に。「ショックっていうのは二つあって、(一つは)亡くなったこと。それから、こんなに勉強して自分を研ぎ澄ませていた方やったっていう驚き、その中で一人で死んでいったときの思いを思うとね。差し出がましいんやけど、抱きしめてあげたいわと思いますね」と、つらい胸の内を明かした。

 さらに「日本の芸能界が付いていってないもん、春馬さんに。彼が先頭を切ってたんだと思うねん。それへの疑問とか、いろんなさまざまなものが交錯して、だと思いますよ。頭下がるな。頭下がるけど、『アホか、死んで』って思いますよ。もったいないで、ほんまに」と、やりきれない思いを上沼節で吐露した。

続きを表示

2020年7月20日のニュース