「エール」元「殿さまキングス」宮路オサム 朝ドラ初出演!芸歴50年超 73歳の新人歌手?

[ 2020年6月24日 08:15 ]

連続テレビ小説「エール」第64話。朝ドラ初出演を果たす元「殿さまキングス」の宮路オサム(C)NHK
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 1973年の大ヒット曲「なみだの操」などで知られ、90年に解散した音楽グループ「殿さまキングス」のボーカルで歌手の宮路オサム(73)が25日に放送されるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)第64話に登場することが24日、分かった。新人歌手オーディションの参加者を演じる。50年以上の芸歴を誇るが、今回が朝ドラ初出演。山崎育三郎(34)古川雄大(ゆうた=32)らミュージカル俳優の美声が話題だが、宮路の歌声も反響を呼びそうだ。

 俳優の窪田正孝(31)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 第64話は、コロンブスレコードの「専属新人歌手募集」オーディションに向け、プリンス久志(山崎)とスター御手洗(古川)は他のライバルがいることも忘れてライバル心を燃やしていた。合格者は1人だけ。裕一(窪田)は久志が、音(二階堂)は御手洗先生が受かることを願っていたが、最終的には2人が悔いのない戦いができるよう精いっぱい応援しようと考えていた。そして、オーディション当日…という展開。

 TBS「水戸黄門」などに出演したことがある宮路だが、今回がNHKドラマ初出演。久志や御手洗のライバルの1人、林喜一を演じる。実年齢は73歳だが、新人歌手をどのように演じるのか。

 「殿さまキングス」は1967年結成。「なみだの操」は300万枚近い大ヒットとなり、74年度オリコン年間シングルランキング1位。フジテレビのアニメ「ちびまる子ちゃん」においては、主人公・まる子が祖父・友蔵に「なみだの操」のレコードを買ってもらい、喜ぶシーンがある。

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2020年6月24日のニュース