藤井聡太七段、阿部七段下しダブルタイトル挑戦へ王手！王位戦挑戦者決定戦へ進出

王位戦挑戦者決定リーグ白組最終局、駒を並べる藤井聡太七段（左）右は阿部健治郎七段（代表撮影・日本将棋連盟）
Photo By 代表撮影

　将棋の藤井聡太七段（17）は13日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組最終局で阿部健治郎七段（31）を下した。この結果、藤井は5戦全勝の1位でリーグを終了。23日の挑戦者決定戦で紅組優勝の永瀬拓矢2冠（27）と対戦する。

　藤井は現在、第91期棋聖戦5番勝負で渡辺明棋聖（36）＝王将、棋王との3冠＝に挑戦中。23日の王位戦挑戦者決定戦で勝てば、例年7月開幕の7番勝負で木村一基王位（46）との対戦も実現する。棋聖戦とのダブルタイトル戦をこなすことになる。