小倉智昭氏 事業再開&感染予防両立の指針に「飲食店をやめる人がかなり出てくる」

[ 2020年5月15日 09:26 ]

キャスターの小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(72)が15日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が39県で初めて解除され、経済団体が事業の本格再開と新型コロナウイルス感染予防を両立させるための指針をまとめたことについてコメントした。

 首相は、39県について80を超える業態ごとに感染予防のガイドラインが策定されたとした上で「解除された地域を中心に、事業者はガイドラインを参考に事業活動を本格化してほしい」と述べた。経済団体は14日までに、事業の本格再開と新型コロナウイルス感染予防を両立させるための指針をまとめ、経団連は通勤頻度を減らすため「週休3日制」の検討も例示。外食業界は、客が対面や相席を避けて座る工夫などを挙げた。

 小倉氏は「僕は週休3日っていうのは今初めて知ったんですけど、例えば飲食店で週休3日にして夜8時までの営業で客席の間隔を開けたら、やっぱり営業できないですよね」と言い、その理由を「だって赤字になるの分かりますもんね。3日間連続で休み取ったら冷蔵庫のもの使えなくなりますよね、生ものは」と説明。さらに「飲食店などはぎりぎりで回しているお店が多いんですよね。個人商店が多いですから。そうするとやはり従業員を今までよりも多く雇わないとシフトが組めないっていうような状況じゃないですか。今回のことで厳しくなったんで、飲食店をやめるっていう人がかなり出てくるんじゃないかなって思いますけどね」と話した。

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2020年5月15日のニュース