テレ朝　26日に岡江久美子さん追悼番組放送、出演ドラマ「終着駅シリーズ」

テレビ朝日「森村誠一ミステリースペシャル・終着駅シリーズ～雪の螢」に出演した岡江久美子さんと片岡鶴太郎
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　テレビ朝日は24日、新型コロナウイルスによる肺炎のため23日死去した岡江久美子さん（享年63）の追悼特別番組として、ドラマ「森村誠一ミステリースペシャル・終着駅シリーズ～雪の螢」を26日午後9時から放送すると発表した。

　同ドラマは今年1月9日に放送されたもので、岡江さんは「終着駅シリーズ」の第7作「街」（1997年3月22日放送）から約23年間にわたって主人公・牛尾正直刑事（片岡鶴太郎）の妻・澄枝役を務め、この作品が最後の出演作となった。

　同局は岡江さんに「深く感謝するとともに謹んでお悔やみ申し上げます」としている。

　【ドラマの見どころ】東京・新宿で、身元不明の若い女性の遺体が見つかった。臨場した新宿西署の牛尾刑事（片岡）は、被害者のコートに白い綿のようなものが付着しているのに気づく。それは空中を漂う姿が雪のように見えることから“雪螢”とよばれる昆虫、“トドノネオオワタムシ”だった。まもなく被害者は老舗料亭社長・泉田耀造（宮川一朗太）の愛人・根岸いずみ（黒川芽以）で、妊娠4カ月だったことが判明。しかし事件発生当時、海外出張中だった泉田はいずみの死から3日後、帰国早々に突如病死してしまう。

　泉田の妻・栄子（森口瑤子）は友人の看護師・島村昌子（宮本真希）と一緒にいたと事件当日のアリバイを話すが、牛尾は栄子が何気なくもらした一言から、泉田にはもうひとり別の女性の影があったことを直感する。その後、牛尾は妻・澄枝（岡江さん）の“ある言葉”をきっかけに、女たちの愛憎が引き起こした事件の悲しい真相に近づいていく…。