尾木ママ、「殺人鬼」発言の市議批判「感染者はどんなことがあっても被害者」

[ 2020年4月18日 17:56 ]

教育評論家の尾木直樹氏
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 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(73)が18日、自身のブログで新型コロナウイルスに関連し、大阪府泉南市の梶本茂躾市議(72)が自身のフェイスブックに「感染者は、殺人鬼に見える」などと投稿して物議を醸した件について「とんでもありません!」と批判した。

 「殺人鬼などと言った市議会議員がいるそうですが、とんでもありません!」と反応。「これは議員辞職ものですね。感染者はどんなことがあっても【被害者】なのです」と投稿した。

 「だれが悪いのでもなく、ウイルスが敵なのですから、いがみ合いはやめましょうよ。みんなで頑張り自粛。早くコロナやっつけたいですね」と呼び掛けた。

 梶本市議の投稿は10日夜。市で初めての感染者が女子高生だったことに触れ、フェイスブックで「休校続いていますので、あっちこっち動き回ってないか心配です」「感染者は、私ら高齢者に取っては殺人鬼に見えます」などと書き込んだ。「活発に出歩く若者に、高齢者を感染させる可能性があるという危機感を持ってほしかった」と釈明していたが、17日夜に謝罪した。

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2020年4月18日のニュース