笠井信輔アナ 大林監督を追悼「本当に最後まで映画と共に生きてこられた」

[ 2020年4月11日 16:09 ]

笠井信輔アナウンサー
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 血液のがんと言われる「悪性リンパ腫」を公表して闘病中の元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(56)が11日、自身のインスタグラムを更新。10日、肺がんのため死去した映画監督の大林宣彦さんを追悼した。

 大林さんとの2ショットとともに「大林宣彦監督が、天に召されて行きました 覚悟はしていましたが、あまりにも悲しいです」と切り出した笠井アナ。

 かねてから、映画好きであることを公言しているが、「38年前、浪人生時代に『転校生』に出会ってから大ファンになり、作品を追い続けてきました。この仕事について『ゆうばり国際映画祭』で、畳の上でトークショーをご一緒させて頂いたり、一昨年、大林監督が『花筐/HANAGATAMI』で『監督賞』を受賞したキネマ旬報表彰式の司会をさせて頂いたり、しばしば一緒にお食事をさせて頂いたり…思い出は尽きません」とつづった。

 続けて、「新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』は、コロナがなければ、昨日が公開初日でした。その日にお亡くなりになるなんて…本当に最後まで映画と共に生きてこられたんです。涙が止まりません。大好きでした。安らかにお眠りください」と、あふれる思いが止まらない笠井アナ。

 それでも最後は「でも、天国でも、やっぱり熱弁をふるってらっしゃるんでしょうね。黒澤明監督に、『僕は最後までアマチュアで、居続けましたよ』と、優しい笑顔で、お話しするんでしょうね」と、映画好きらしく締めくくった。

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