舛添氏 安倍首相の会見受け「根拠のない楽観論は述べないほうがよい」

[ 2020年4月7日 19:30 ]

舛添要一氏
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 元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏(71)が7日、自身のツイッターを更新し、この日夕方に発令された緊急事態宣言について言及した。

 舛添氏は「安倍首相の会見:緊急事態宣言の理由として医療現場の窮状を強調しているが、この1ヶ月間、医療体制整備を怠ってきたではないか」と安倍首相の会見の内容を指摘。「3月初めには厚労省がトリアージュ(仏語で“選別”の意)を決めながら、実行していなかった。緊急事態宣言がないからそうだったのか。まずは、これまでの政府の無作為の責任を自覚してほしい」と政府のこれまでの対応に不満を漏らした。

 続けて「オンライン学習、オンライン診療を認めるとしているが、遅すぎる」「インフルに対するタミフルのような、全患者に効く治療薬はまだない。根拠のない楽観論は述べないほうがよい。指導者が情緒論に逃避しては駄目だ」と連投した。

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2020年4月7日のニュース