志賀勝さん告別式 チャンバラトリオ・志茂山高也が涙「気遣いができて、シャイな男でした」

[ 2020年4月7日 15:12 ]

京都市内で営まれた志賀勝さんの葬儀・告別式
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 拡張型心筋症のため3日に亡くなった俳優・志賀勝(本名亀山勝彦)さん(享年78)の葬儀・告別式が7日、京都市のセレマ天神川ホールで営まれた。

 志賀さんは東映京都撮影所の大部屋俳優時代、故室田日出男さんや故川谷拓三さんらと俳優集団「東映ピラニア軍団」を結成。当時、メンバーの1人でその後、お笑い界に転じた「チャンバラトリオ」(15年解散)の志茂山高也(77)も弔問に訪れた。

 志茂山によると、1歳しか年齢が違わないことから当時、特に仲がよかったといい、志賀さんの結婚式では余興役も任された。最後に会ったのは地方興行で訪れた熊本で朝まで一緒に飲んだ十数年前だったといい、「2人で飲みに行くことも多かったが、よくおごってもらった。ボクは酒に弱いが“勝ちゃん”は強かったね。もの凄く繊細そうににみえて、実は気遣いができて、シャイな男でした」と昔を思い出しながら涙ぐんだ。

 斎場には志賀さんが歌手として1977年に初めてリリースした「螢籠(ほたるかご)」という曲が流された。この日は約70人が参列。斎場の扉は完全開放し、マスクも全員着用、イスも離れるように設置されるなど新型コロナウイルス対策を施して行われた。

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