宝塚歌劇 公演中止期間を21日まで延長 今後は「専門家会議の見解や政府方針等を踏まえて」

[ 2020年3月18日 11:57 ]

 宝塚歌劇団は18日、東京・有楽町の東京宝塚劇場と兵庫・宝塚大劇場で、いずれも19日までとなっていた公演中止期間を21日まで延長することを公式サイトで発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、安倍晋三首相が10日に文化イベントの自粛期間延長を要請したことを受けたとしている。

 同劇団は、2月下旬に示された政府方針を受け、29日から3月8日までの公演を中止。休演期間を利用して劇場内各所の重点消毒を実施した。9日に再開した際には、客席の換気強化やサーモグラフィーの設置、客席を使用した演出の見合わせ、来場者の検温やアルコールによる手指消毒など、さまざまな対策を講じていた。しかし、11日に再び公演中止を発表。東京宝塚劇場の公演を12日から、兵庫・宝塚大劇場は13日から、いずれも19日までとしていた。

 今回の中止期間延長に伴い、22日以降の予定については「3月19日(木)頃に公表が予定されております新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解や政府方針等を踏まえて、改めて宝塚歌劇公式ホームページでご案内いたします」と伝えている。

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