爆問・太田 元成子坂・桶田さん偲ぶ「こいつにはかなわないって思った」、長年のがん闘病も明かす

[ 2020年3月4日 15:50 ]

お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光
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 お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(54)が3日深夜放送のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・00)に出演。病気のため昨年11月23日に48歳で亡くなった元「フォークダンスDE成子坂」の桶田敬太郎(おけだ・けいたろう)さんを悼んだ。

 先月27日、桶田さんが代表取締役を務めていた芸能事務所の公式サイトで訃報が発表された。フジテレビ「タモリのボキャブラ天国」などで共演した太田は、「まぁ、本当に面白くて。桶田は誰がみてもその当時、ズバ抜けていた。これは将来有望。これからのお笑い界をって、とてもこいつにはかなわないって、みんな思ったよ」と絶賛した。さまぁ~ずの大竹一樹(52)に出会ったときの感覚と似たものがあったとし、「ただものじゃないって、そんな感じあったよね」と話した。

 自身は昨年12月、桶田さんの訃報を知ったそうで、「実はね、ずっとがんだったんだよね。10年間、それ以上ね。だけど誰にも言わなかったんだよね。奥さんにしか言わなかった」。桶田さんの相方・村田渚さんが、06年11月にくも膜下出血のため35歳で死去したことにも触れ、「渚が死んだときにちょっとしてから、がんが見つかったんだって。本当に同時期だったんだって」と明かした。

 最後に会ったのは約2年前。太田の所属事務所主催のお笑いライブを桶田さんが訪れたといい、「久々に会ったら太っていて、最初誰か分からなかったんだよな。あの時病気だったんだよね、実はね」と、しみじみ。先週、東京都内でお別れの会が行われ、参加したことも報告し「寂しいけどね」とこぼした。太田の相方・田中裕二(55)も「フォークの2人は辛いね、早くてね」と語っていた。

 桶田さんは高校卒業後に、村田さんと同コンビを結成。1999年にコンビ解散後は、バンド活動を経て放送作家として活動していた。

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2020年3月4日のニュース