橋田寿賀子さん、野村克也さん悼む「沙知代さんがお呼びになった」昨年TV番組で対談

[ 2020年2月11日 16:53 ]

脚本家の橋田寿賀子さん
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 元ヤクルト、阪神、楽天などの監督で、「ノムさん」の愛称で親しまれた野村克也(のむら・かつや)さんが11日午前3時30分に虚血性心不全で死去した。84歳。京都府出身。昨年、NHKの番組で対談した脚本家の橋田寿賀子さん(94)が野村さんの死を悼んだ。

 橋田さんは「(妻の)沙知代さんとは、一緒に番組に長い間、出たことがあったのですが、生の野村克也さんとお会いしたと思い、仕事を引き受けました」と、野村氏との対談企画を受けたという。

 対談中の様子を「野村さんは一人が寂しい寂しい寂しいって。お嫁さんもいらっしゃるし、お孫さんも息子さんもいらっしゃるのに、なんで寂しいんだと。サッチーさんがいないから寂しかったんですね」と振り返り、「だから、あの方の中には、サッチーさんしかいないんじゃないかって。沙知代さんがお呼びになったと思いますよ。今はお幸せだと思いますよ」と、天国で夫婦水入らずの時間を過ごしているのではと語った。

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2020年2月11日のニュース