ダンカン、野村克也さん訃報に「イヤだ」 交流明かし「また野球がつまらなくなるなぁ」

[ 2020年2月11日 14:11 ]

タレントのダンカン
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 大の虎党として知られるタレントのダンカン(61)が11日、自身のブログを更新。南海、ヤクルト、阪神、楽天の4球団で監督を務め、「ノムさん」の愛称で親しまれ、同日に急逝した野村克也さんを追悼した。

 ダンカンは「★ウソだろー? ノムさんが・・(涙)」のタイトルでブログを更新。「ボソボソボソボソ・・野村克也さんが逝っちゃうなんてボソボソイヤだ・・イヤだ・・ボヤキたいよ・・」と野村さんの訃報を伝えるニュースの画像を添え、「先月21日金田正一さんのお別れの会で長嶋茂雄さんと並んで献花する場面を後ろから見ながら『やっぱり昭和の大選手は格が違うなぁ』と胸を熱くしていたのに・・」と残念がった。

 「何度も何度もお会いさせていただきましたが、その度に新鮮に緊張していました」とも。「「『監督(と、オレは呼んでいました)おはようございます。』『ああ・・どうも・・』とチラッと目の端で下からいつも挨拶を返してくれたノムさん・・『いや、おたくらと違って最近の若いもんはボソボソボソボソ・・目を見て挨拶をしないんやボソボソボソボソ・・何を言ってるのか声も小さいしボソボソ・・』その度に心の中で『(その言葉そのまま監督にお返しします)』と突っ込んでました」とやり取りを明かし、「シャイだったんです」と人柄をしのんだ。

 「阪神のユニフォームを着て高知の安芸キャンプの時、報道陣を前にして『いや、私はボソボソ・・巨人ファンですから(だったから)ボソボソ・・』と言ったのを生で耳にした時には正直『ワーこの人どんなコメントが野球ファンを楽しませるか分かってる天才だー!』と痺れるくらいに感動したなぁ」「阪神ファンのオレがスコアブックを差し出しながら「『監督なんであの場面変化球をキャッチャーは要求したんですか?ストレートでしょ!』と食ってかかると・・『ダンカンさんにボソボソ・・阪神の監督やってもらいたいわ・・ボソボソボソボソ・・』何度かそー言っていただいたのがリップサービスでも阪神ファンのオレの宝物です」と懐かしみ、「また、野球がつまらなくなるなぁ・・いや、ノムさんにそーボヤかれないように日本プロ野球を盛り上げていこーぜ!カ ン ト ク ー ! ありがとう!合掌」とつづった。

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2020年2月11日のニュース