松たか子、アカデミー賞日本人初熱唱 歌曲賞逃すも「日本の皆さんの力」でオンステージ

[ 2020年2月11日 05:30 ]

第92回アカデミー賞授賞式 ( 2020年2月9日    米ロサンゼルス ドルビー・シアター )

イディナ・メンゼル(中央)らと「イントゥ・ジ・アンノウン」を歌う松たか子(右、AP)
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 日本も負けていない。松たか子が日本人として初めて、オスカーのステージで歌唱パフォーマンス。日本語吹き替え版声優を務めた「アナと雪の女王2」の主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン」を世界9カ国のエルサ役とともに歌唱した。

 松はオリジナルの声優イディナ・メンゼル(48)の横に立った。日本語で2番の冒頭をソロで歌い、伸びやかな歌声で存在感を発揮した。日本人初の快挙に松も興奮。終了後の取材に「凄く充実感のある数日で、アッという間でしたけど、とても楽しかったです」と笑顔を見せた。

 授賞式の前には日本らしいピンクの着物姿でレッドカーペットを歩いた。取材に有名俳優が横を通り過ぎるなど「雰囲気に押されています」と話しながらも本番では堂々のパフォーマンスを披露した。

 例年、歌曲賞にノミネートされた楽曲をアーティストらが披露し注目を集めるステージ。昨年はレディー・ガガ(33)とブラッドリー・クーパー(45)が「アリー/スター誕生」の主題歌「Shallow」を披露して話題を呼んだ。

 「アナ雪2」は歌曲賞は逃したものの「予想をはるかに軽々と超えた機会を与えてもらったなと思います。日本でも盛り上がったのが認められて、“おいで”と言われたんだと思うので、日本の皆さんの力が大きかったんだと思います」と感謝した。

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2020年2月11日のニュース