小柳ルミ子　野村克也氏しのぶ「お空で又、愛する沙知代さんと　お会い出来ましたね」　約束果たせず

小柳ルミ子
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　歌手の小柳ルミ子（67）が11日、自身のブログを更新。生前親交のあった野村克也さんとの思い出をつづった。

　小柳は「野村克也さん　安らかに」のタイトルで追悼。「又　球界の偉大なる人が　亡くなった。野村克也さん　84歳だった」と訃報を伝え、「奥様の沙知代さんが亡くなられた寂しさが　死期を早めた様な気がする」と17年12月の妻・沙知代さんに死去に触れた。

　「お2人が生前の頃『ルミ子ちゃん、うちの人が貴女の事大好きで、1度一緒に食事して上げて。それにお願いしたい話もあるし』と声をかけて頂き　克也さん、沙知代さんと3人で　食事をさせて頂いた事がある。割烹料理だったか…終始笑顔で召し上がる克也さんが　とても可愛らしく　少年の様に思えた」と回顧。さらに「『私達の知り合いの会社で、講演をやってくれないかしら。歌やら、ダンスの事、美しく生きる事…話して欲しいのよ』娘を見る様な優しい目で　私を見る　克也さん。断る筈もない。有難いお話だった」と振り返り、「だが、残念ながら叶う事なく沙知代さんも克也さんも　亡くなられてしまった」と生前の約束を果たせず、残念がった。

　「克也さんの名言は心に響いた。【人間の成長なくして、技術の進歩なし】【勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし】負けには必ず原因があると。キャッチャーと言うポジションだからか　物事を的確に捉え、分析する。とても勉強になった。克也さん語録を聞くのが好きだった」とも。「世間では怖い方…と言うイメージがあるが　私は、人間味のある可愛らしい方としか思えない」と懐かしみ、「ご夫婦と食事を頂きながら　夢のあるお話をさせて頂けた事は　私の宝物です。有難うございました」と交流に感謝。「野村克也さん　お空で又、愛する沙知代さんと　お会い出来ましたね。謹んでお悔やみ申し上げます。安らかに」と悼んだ。