小堺一機、父からの仰天報告に「味噌汁を吹くって本当にあるんだな…」

[ 2019年12月19日 14:51 ]

小堺一機
Photo By スポニチ

 タレントの小堺一機(63)が19日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演。自身の原点である両親について語った。

 幼い頃、両親の夫婦げんかでは、よくちゃぶ台がひっくり返っていたという。修羅場になりかねないところだが、小堺家の場合はちょっと違った。「(父に)『出ていけ』と言われたら、母親は『どっから』と言って。それに親父が『えっと…』と言ったんです。こうなるとけんかにならないんだなって」と振り返った。
 
 小堺の父は寿司職人。小学4年生のとき、民間から初めて南極地域観測の調理担当が募集され、締め切りが過ぎていたにもかかわらず受けに行った父は、受付女性のアドバイス通り、直接、極地研究所で隊長に掛け合ったという。

 そこで父は「『私は新潟生まれで寒さにも強く、海軍で鍛えられていますので隊員としてはピッタリです。寿司屋です』と言ったら、ちょうどお寿司屋さんみたいにみんなでしゃべりながら料理してくれるような、面白い人が良いなと思っていたらしく、受かっちゃったんですって」と小堺。

 家族がこの経緯を知ったのは、後日の食卓。「ちょっと報告だけど今度、南極行ってくるからと言われて。みんなでば~っと、味噌汁を本当に吹くってあるんだなぁて」とし、続けて「母親も全然相談されていないから、『何、言ってんのあんた』『いや決まったんだよ』」と当時の様子を明かした。

 「僕は男だったんで、何か誇らしくてね。国の探検隊の調理で行くんだと」と父への思いを語っていた。

続きを表示

2019年12月19日のニュース