白石麻衣、写真集異例のヒットで「野間出版文化賞」受賞「大きなターニングポイント」

[ 2019年12月17日 18:35 ]

「第1回野間出版文化賞」の特別賞を受賞した乃木坂46の白石麻衣
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 アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣(27)が17日、2017年に発売した写真集「パスポート」が男女問わず支持される新しい写真集の形を提示し、市場を活性化したとして「第1回野間出版文化賞」の特別賞を受賞。都内で行われた贈呈式に出席した。

 「野間出版文化賞」は講談社110周年の記念事業の一環として今年から新設された賞で、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体を顕彰する。白石は2017年2月に2nd写真集「パスポート」を発売。女性ソロ写真集として初めて週間売上10万部を突破し、歴代最高記録を樹立した。発売から2年以上経った現在も増刷中で、今年9月に27刷37万部と異例のロングヒットになっている。

 白石は「3年前、アメリカのロサンゼルスで撮影しました。女性目線でも楽しいでもらえる作品になったらという私の意見を取り入れてもらい、ロケ地や衣装を考え、満足のいく作品になった」といい、「この本をきっかけにさまざまな現場で男女たわず声をかけていただくことができた。私の活動の中でも大きなターニングポイントとなった大切な1冊。この賞を励みにこれからもますます頑張りたい」と語った。

 同賞は同じ乃木坂のメンバー、生田絵梨花(22)も受賞。今年発売した2nd写真集「インターミッション」は現時点で30万部と、白石に続くヒットに。贈呈式は舞台出演のため欠席したが、ビデオメッセージで喜びの言葉を寄せた。「第1回野間出版文化賞」は「君の名は。」「天気の子」の新海誠、作家の東野圭吾のほか、創刊65年の少女マンガ誌「なかよし」と「りぼん」も受賞した。

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2019年12月17日のニュース