大沢たかお 俳優業休止から決心したこと「一番挑戦している作品だけを」

[ 2019年12月17日 18:27 ]

映画「AI崩壊」の完成会見に出席した(左から)賀来賢人、大沢たかお、岩田剛典
Photo By スポニチ

 俳優の大沢たかお(51)が17日、都内で行われた映画「AI崩壊」(来年1月31日公開)の完成報告会見に出席した。

 同映画は2030年という日本の近未来が舞台。全国民の個人情報や健康を管理し生活に欠かせない存在になったAIが突如暴走し、日本中がパニックに陥るサスペンス物語としてオリジナル脚本で製作された。大沢は主演を務め、AI開発者の桐生浩介を演じた。そのほか、俳優の賀来賢人(30)、三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典(30)、女優の広瀬アリス(25)、俳優の三浦友和(67)が出演しており、この日の会見にも登壇した。

 今回、大沢は開発したAIが暴走したことでテロリストに断定されしましい日本中を逃亡する設定。リアルと緊張感を求めてCGに頼らず、全国各地で撮影された。大沢は「息もつけないくらいハラハラドキドキ。ものすごいスケール」と話し「3週間くらいずっと走っていた。AI崩壊っていうタイトルだからCGをいっぱい使ってくれるんだろうなと思ったら全く使ってくれなかった」と笑いながら振り返った。

 大沢は2016年から約2年間にわたり俳優活動を休業。この日は復帰後の心境について「自分は2年くらい休んでいて、去年ようやく現場に戻ってきた。その中で、メータ―を振り切って、一番挑戦している作品だけをやって俳優人生を終わろうと決めた」と告白した。また、同映画のオファーを受けたことに「こんなに難しい台本をお金かけて勝負をすることにロマンを感じた。自分の俳優生命をかけてぶつからなきゃいけないと思って参加した」と熱い思いを語った。

 最後は「エネルギーがあふれている作品。劇場で見ていただければうれしい」とアピールした。

続きを表示

2019年12月17日のニュース