芝野虎丸名人、王座も奪取し史上最年少2冠 20歳0カ月で快挙

[ 2019年11月30日 05:30 ]

囲碁の第67期王座戦第4局で井山裕太王座を破り、対局を振り返る芝野虎丸名人。王座を奪取し、史上最年少の二冠となった
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 囲碁の第67期王座戦5番勝負の第4局は29日、愛知県蒲郡市で打たれ、挑戦者の芝野虎丸名人(20)が282手で井山裕太王座(30)に白番半目勝ちし、3勝1敗で王座を奪取した。

 史上最年少の20歳0カ月で2冠となった。井山前王座は7年4カ月ぶりの3冠に後退した。芝野新王座は10月、張栩(ちょうう)九段(39)から名人を奪取し、最年少の19歳11カ月で7大タイトルを獲得して大きな注目を集めた。今回は第一人者の井山前王座との挑戦手合を制した。

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2019年11月30日のニュース