橋田寿賀子さんの終活プラン 天国で夫と「一緒に時を刻もうと」

[ 2019年11月25日 17:15 ]

脚本家の橋田壽賀子さん
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 脚本家の橋田寿賀子さん(94)が25日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演し、終活プランを明かした。

 今年、自身が手掛けた国民的ドラマ「おしん」の再放送が話題を呼んだ。充実した年を振り返り「私の一生を振り返る、私の履歴書みたいなのを新聞に載せていただきましたし、思い残すことは全くないです」。

 30年前に最愛の夫を亡くし、現在はお手伝いさんのサポートを受けながら熱海で一人暮らしをしているという。「私には親戚がおりませんで。主人のほうの親戚だけだったんですけども、主人はお母さんと一緒のお墓に入ったんですね。お兄さんも本家だからそこに入るわけですが、お兄さんから『寿賀子さんは入れにゃあ』と切られちゃったわけですよ」と打ち明けた。

 当時の心情をMCの黒柳徹子に問われ、「ああそうですかと。私もほっとしました。知らない人達と一緒に入るの嫌ですものね。私はそこに入らないで、両親のお墓に入ろうとは思っているんですね」と明かした。

 「あと、文学者の墓というのがありますから、そこへ主人と私の時計を選んであって、その時計を一緒に入れてくださいと。死んでも一緒に“時”を刻もうという、それだけで十分だと」と締めくくった。

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2019年11月25日のニュース