成田凌“泣く明石家さんま”に「役作りに苦労」「引き笑いは憑依」小日向文世が笑福亭松之助役で師弟の絆

[ 2019年11月24日 21:54 ]

「誰も知らない明石家さんま 第5弾」で明石家さんまを演じる成田凌(C)日本テレビ
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 俳優の成田凌(26)が12月1日に放送される日本テレビの特番「誰も知らない明石家さんま 第5弾」(後7・00~9・54)恒例の特別ドラマ企画で、お笑い怪獣・明石家さんま(64)を演じることが24日、分かった。タイトルは「さんまが泣いた日」。俳優の小日向文世(65)が師匠の落語家・笑福亭松之助に扮し、芥川賞作家の顔も持つお笑いコンビ「ピース」又吉直樹(39)の脚本で師弟の絆を描く。

 さんまが松之助に弟子入りを志願して以来、距離が離れても、お笑いから離れても、決して切れない師弟関係を、2人の数多くの実話エピソードから完全ドラマ化。師弟の知られざる絆のストーリーを感動的に紡ぐ。

 成田は「こんなにあったかい物語が、本当にあったっていうのがすごいことだなと思いました。さんまさんって、笑顔の状態しか浮かばないので『さんまが泣いた日』のお芝居での“さんまさん役”というのは、かなり役作りに苦労しました」と撮影は大変だった様子。

 「あと“引き笑い”を家で練習しても、全然できなかったんですけど、本番できて、すごく安心しました。調子乗って、いっぱいやっちゃいましたけど。そこはもう、さんまさんが憑依しました。なかなかの緊張感だったんですけど、これをさんまさんと一緒に見るのが一番緊張しますね」と心境を明かした。

 小日向は「(松之助師匠を演じるのは)本当に恐れ多いなという感じで。僕は昔から師匠のことは穏やかそうな方だなとずっと思ってまして、今回改めて高座を1つ拝見させていただいたんですけども、とても穏やかな、でも本当にさんまさんが惹かれた師匠なんだなと、とても感慨深く拝見させていただきました。実際師匠になりきってですね、劇場で高座上がらせていただいたんですけども、久しぶりに緊張しましたね」と振り返った。

 青春時代を描いた第1弾(2015年)は菅田将暉(26)、高校時代を描いた第3弾(17年)は北村匠海(22)、離婚を描いた第4弾(18年)は斎藤工(38)がさんまを演じた。

 今回の特番第5弾はドラマのほか、さんまが母校・奈良商業高校(現奈良朱雀高校)を久々にサプライズ訪問、地元・奈良テレビに初出演、脳ドック初受診、元妻・大竹しのぶ(62)と2人きりのロケなどで構成される。

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2019年11月24日のニュース